あれから理科室や保健室、体育館などたくさんの場所を案内された。
結局湊先輩は電話で呼び出されてどこかに行っちゃったんだっけ
それにしてもこの学校何個教室あるんだろ
多すぎて覚えられない・・
まぁなんとかなるか
「優稀ちゃん。今日はもうこの辺でやめときましょう。
他にも教えたい場所があるのだけれど多すぎて私も疲れましたわ」
奈美ちゃんは疲れた顔をしてこっちを向いていた。
「あっ!そうだね。じゃあまた明日お願いしてもいい?」
「もちろんですわ!
じゃあ教室に鞄を取りに行きましょう」
私は頷くと奈美ちゃんと長い廊下を歩いて行った。