5時間目の終了のチャイムが鳴る。 「ぼちぼち教室帰ろっか?」 先に腰を上げたのは美咲だ。 「そだね。」 音楽の教科書と筆箱を持って、二人で屋上を出た。 歩きながら、ふと窓の外を見ると、案の定雨が降り出した。