君を想うと~triangle love~

なんだかんだで、そんな関係が続いて1週間。




「高宮さん、お昼一緒にどう??」





突然、ランチタイムに声をかけられたのは…しゅーちゃん。





「はい。もしお邪魔じゃなかったら。」






ニコッと営業用の顔で微笑むと。






「じゃ、天気もいいし外出よう。」







しゅーちゃんはいつもと同じお日さまスマイルで笑いかけてくれた。




う~。
癒される。





ランチ用のポーチを持って、ケータイと財布とリップを中に素早く入れる。





「じゃ、行きましょう。」






キリッと背筋を伸ばして。
7センチヒールをカツカツ鳴らして歩く、仕事モードの私。



そんな私の隣でのほほんと笑うしゅーちゃん。







周りから見たらさぞかし私が強い女に見えるにちがいない。