「私の中…キモチ…いい…っ?」







たまらずに。

少し汗ばんだ彼の頬を触りながら問いかけると。


桐谷慎は私の手の上に自分の手を重ねてこう言った。





「キモチいいよ?
高宮とSEXしてると思うだけですっごい興奮してる。」






そう言って。
桐谷慎は意地悪くフッと笑うと。







「もう…逃がさないよ?
高宮のこと…逃がしてなんてやらないから、覚悟しといて?」







と。

私の中を更に激しく突き上げ始めた。







そして小さな絶頂に何度も連れていかれた後。


大きな波に飲み込まれて…私の頭は真っ白になり。



あまりの快感に……意識を手放した。