そう悪魔な笑顔を浮かべると




チュッ




桐谷慎は、またもや私の唇にキスをした。







な…

な…

な…、なんてヤツー!!!!!!!







正気に戻った私は



バッチーン!!!!!





桐谷慎のホッペを思いっきりビンタ。







「どういうつもりですか!?」






思いっきりビンタしたのにニコニコ笑いながらホッペに手を当てる桐谷慎。





「したくなったからした。
それじゃダメ??」






はあぁぁ~っ???!!!
何を言うかこのエロオヤジ~!!!!!!!!!





「ダメに決まってんでしょ!!!!!!こういうのは好きな人とするもんです!!」


そうよ!!
こんな朝っぱらからただのエロ上司と路チューするなんて意味がわからない!!!!





キッと桐谷慎を睨むと


「ふーん、クールビューティーは意外と奥手なんだなぁ。人生損してるぞ?」



私の睨みなんてまったく無視して桐谷慎はニッコリ微笑む。