「上等よ!受けてたってやろうじゃない。

イブよりも誰よりも、私がアンタを幸せにしてあげる!!!」





そう言って。
桐谷慎を指差すと。



「アハハ!!高宮サイコー!!!!!」




桐谷慎はお腹を押さえて大声で笑いはじめた。






そして。




「ごめんね、理央ちゃん。
このコ、ちょっと貰っていくから♪」




と。

私の足を絡めとって抱き上げると。






「好きだよ、高宮。
もう…離さない。」




そう言って。


桐谷慎は、私の唇に甘い甘いキスを落とした。