「だけど…。 ありえないんだけど。 自分でもバカだなあと思うんだけど。 ドSで悪魔でエロ魔神なアンタが…、 …誰よりも好きだよ!!」 そう言って。 私は桐谷慎の腕を無理やり引っ張って。 グッと体を屈めさせて、無理やり唇にキスをした。 「ありえないくらい、アンタが好きよ? 桐谷慎。」 そう言うと。 桐谷慎はブス~ッと。 納得いかないといわんばかりの、ヒドイ顔した。