「ど、ど、どうしてここにいるのよ!!

桐谷慎っ!!!!!!!」






目の前にいるのはエプロン姿に、サラダボールを抱えた状態の桐谷慎。







はっ!!

もしやわたし…

わたし…、部屋間違った!!??







一瞬、自分を疑って辺りを見回すけど…



うん……



やっぱりここは私の部屋だ。










じゃあ…っ!!!!!




「なんでアンタがここにいるのよ!!」


「え~?それを聞く~?」


「聞くわよ!!だってここは私の家だよ!?
なのに、なんでアンタがここにいんのよ!!!」


「え~。高宮怖~い。」


「怖くないっ!!!!!!!!」







声を荒げて桐谷慎を問い詰めてると。






「ギャーギャーうっさいわね~。あたしが部長さんを家に入れたのよ。」





と。
心底嫌そうな顔をしながら、理央がキッチンから現れた。