そんな俺の心ない一言にイブはビクッと体をひきつらせ。

アイツの大きな目にはジワッと涙が溢れてた。





かわいそ~に。









今思えば俺のこのS気質はこの時から開花されたのかも。






だって、イブをからかってアイツが怯えた目をすると妙~にゾクゾクしたしさ。


アイツをイジメると楽しかったし。








まあ、何はともあれ。

面白い最高のオモチャを見つけた俺は。









何故か幼稚園が終わってもイブの家に上がり込み、イブをイジる毎日が続き。

アイツの兄貴の早坂龍(ハヤサカ リュウ)とも仲良くなり。







オバチャンや龍がアイツのコトを“伊吹”じゃなくて“イブ”と呼んでることを知り。

自然とアイツのコトを“イブ”と呼ぶようになった。







小学校に上がっても毎日イブの家に上がり込みアイツをイジメ、龍と遊ぶ毎日が続き。







気がつくと俺たちは中学2年生になっていた。










そして…


俺たちの関係が変わっていったのもこの頃だった。