それがイブのお母さん。
通称“オバチャン”との出会いだった。
「あら、はしゃいじゃってごめんね。私たちお隣に越してきた早坂(ハヤサカ)です。
お母さんかお父さんにご挨拶したいんだけどいるかな??」
オバチャンが少ししゃがんで俺に目線を合わせて。
俺の瞳をまっすぐ見つめて優しく問いかける。
「母さんは…今、お仕事。」
「あら。ボクは一人でお留守番してたの。偉いわね~。」
そう言っておばちゃんは俺の頭をポンポンと優しく叩く。
―きぃ~っ!!!!!
俺サマに気安く触るんじゃねぇよ!!
子どものクセに子ども扱いされたことが気にくわなくて。
苦虫を噛み潰したような難しい顔をして必死に怒るのをガマンをしていると
「…ぶっ!!」
とオバチャンは大声で笑いはじめた。
なんなんだよ!!
このオバチャンはぁっ!!
イライラしながらにらみつけると。
「かわいいね~。
なんだかオバチャン燃えちゃうわぁ~。
なつかない野良猫をあやしてるみたいで!!」
と言って。
俺の頭をワシャワシャと撫で始めた。
―やーめーれーっ!!!!!!
俺は心の中で必死に叫ぶけど。
初対面のオバチャン相手にはそんな失礼なことは言えるはずもなく。
オバチャンのワシャワシャ攻撃に必死に耐えたのであった。
通称“オバチャン”との出会いだった。
「あら、はしゃいじゃってごめんね。私たちお隣に越してきた早坂(ハヤサカ)です。
お母さんかお父さんにご挨拶したいんだけどいるかな??」
オバチャンが少ししゃがんで俺に目線を合わせて。
俺の瞳をまっすぐ見つめて優しく問いかける。
「母さんは…今、お仕事。」
「あら。ボクは一人でお留守番してたの。偉いわね~。」
そう言っておばちゃんは俺の頭をポンポンと優しく叩く。
―きぃ~っ!!!!!
俺サマに気安く触るんじゃねぇよ!!
子どものクセに子ども扱いされたことが気にくわなくて。
苦虫を噛み潰したような難しい顔をして必死に怒るのをガマンをしていると
「…ぶっ!!」
とオバチャンは大声で笑いはじめた。
なんなんだよ!!
このオバチャンはぁっ!!
イライラしながらにらみつけると。
「かわいいね~。
なんだかオバチャン燃えちゃうわぁ~。
なつかない野良猫をあやしてるみたいで!!」
と言って。
俺の頭をワシャワシャと撫で始めた。
―やーめーれーっ!!!!!!
俺は心の中で必死に叫ぶけど。
初対面のオバチャン相手にはそんな失礼なことは言えるはずもなく。
オバチャンのワシャワシャ攻撃に必死に耐えたのであった。