い、い、い、い、今から~っ!!!!!?????


爽やかになんてこと言うの、この人~っ!!!!!!!!






はっ!!

だけど昨日“襲って下さい”と言わんばかりに部屋に来たのは…私…だよね?






えっ?!

ってことはこのお誘いは断る方が理不尽なの!?





ええ~っ!!

わかんない。
わかんないよぅ~!!!!!!






「う……。
あの~、その~。ヤりたいのは山々なんですが、私にも心の準備というものがありまして~………。

だから、その~、えーっと……。」









頭の中はパニック、パニック。

目を泳がせながら返答に困っていると










「…ぶっ…!!!!
アハハハ!!!!!!!!」










桐谷慎がバカにしたような顔をして吹き出した。







「なっ……!!」



何故笑う!!!







「アハハハ!!高宮、サイコー!!!!」








桐谷慎はお腹を抱えて笑い始めた。








「アハハハ!!徹夜明けのこんな朝っぱらからヤるわけないじゃん!!!」







…え゛っ!!??








「アハハ!!ちょっとジョークのつもりでからかっただけなのに、本気にするんだもん。」








ええ~っ!!!????








「アハハハ!!!
面白すぎだよ、高宮!!!」






む…ムカつく。

人があんなに真剣に(一瞬)悩んだのに笑いのネタにしやがって~!!!!!







「ひい~、苦しいっ!!」







桐谷慎は目にうっすら涙を浮かべながら、未だに爆笑を続けている。




くそうっ!!
一瞬でも悩んで損したっ!!