「ふふっ。なんか部長、子どもみたいですよ?」





ベッドに寝っころがりながらキャラを選んでる桐谷慎に微笑むと






「なに?このギャップに惚れちゃった??」






と桐谷慎がイタズラっぽく微笑む。







「はっ!?ありえない!!
ホント調子いいんだから!!」






プンプンしながら近くにあった枕を桐谷慎めがけて投げつける。

桐谷慎は私の投げた枕を楽々キャッチすると






「やーっと高宮が笑ってくれたな~。」







と、見てるこっちがとろけそうになる目をして。
私を見つめていた。










ちょ…っ!!!!

反則でしょ、その顔~っ!!!!!!!!










長身

長髪

小顔

足長

超絶イケメン








桐谷慎がそばにいるだけでテンション上がって、息ができない~!!!!






って頭のイタイOLが山ほどいるってのに。









こんな間近でそんな極上の笑顔を見せられたら思わず私の脈拍も上がってしまう。







ドクン、ドクン









心臓の音がバクンバクン鳴って。

胸の奥から甘いうずきが起こって、私を刺激する。









火照る顔を鎮めようと両手で頬を押さえると。








桐谷慎はグイッと私の腰に腕を回して、私を引き寄せ。

ギュッと強く抱きしめた。