「えっ?!」






伊織のその苦痛の表情に思わず怯む俺。







だけど…ね。

もう止めることなんてできねーよ、伊織。

オマエ、言っただろ??

止めなくていい…って。









「伊織。大丈夫だから。
ちょっとだけリラックスして??」


「む…無理…っ!!」







ちっ。

言葉攻めは失敗。








だけど、このまま突っ込むなんて鬼畜なことはできねーし…。


なんとかしてこの緊張をほぐさねーと……。








「大丈夫だって。ほら、力抜いてよ。」


「えっ…?」







俺はニッコリ微笑むとアイツにディープキス。


アイツがキスに夢中になると少し力が抜けてきて。

ユルユルと腰を動かすと少しずつ侵入できた。








よし…、あともうちょっと!!!!!








俺はアイツの花芯をクリクリと軽く擦ると。



「ん…ふっ!!!!」








ピクンと反応するアイツのカラダ。

一瞬、緊張が弱まったスキを狙ってグンと奥までグラインドすると。








「あぁぁぁっ!!!!!」







痛みに耐えきれず、叫び声をあげるアイツ。






だけど…だけどね。







「伊織?今、俺の全部入ってるよ?」


「ふぇっ??」



「俺たち…今、一つに繋がってるよ??」









そう言ってアイツにキスをすると。

伊織はツゥ…と涙をこぼした。