君を想うと~triangle love~

「伊織、そこ座って。」




伊織に指さしたのはローテーブルの前。

ベッドの真向かいにテレビを置いてる俺の部屋。

ベッドを背もたれにしながらDVDを見るのが一番いいかな…って思ったから。








「うん。じゃあこれも食べよう?」







嬉しそうに伊織がテーブルの上に置いたのはベイクドチーズケーキ。



クリスマスパーティーの時にも食べた伊織のお手製ケーキ。






あの時は




“みんなのため”




だったけど今日は



“俺だけのため”




なんだと思うとマジで嬉しい。









「ありがとう。超~うれしい!!!!」






ニッコリと微笑むとアイツは照れたように赤くなって顔を隠した。







あー。
マジでその顔、反則。







かわいすぎるだろ!!
襲いたくなるだろ!!!







一瞬理性を失いそうになった俺はイカンイカンと首を横にふって。









「じゃ、見ながら一緒に食べよう。」







と、DVDの電源をつけた。