「ふーーーん。」




意味ありげに呟いてフゥーとタバコの煙を吐き出す部長。





「高宮は昔のオトコにそう言われたの?」




グッ??!





やだー。この人のカンの良さ(涙)





何も言えずに黙っていると。




「ガキだねー、その男。」




と、部長はケタケタと笑った。





「可愛くて守ってやりたい女が好きな男はよっぽど自分に自信のないヤツか自分を否定されたくない弱いヤツか、どっちかだな。」





…へっ…??






「俺はそーいうつまんない女は願い下げだわ。
お互い刺激しあって高めあえる、戦友みたいな女に惚れるね。」






ニッと笑った部長はまたフェロモンムンムンで。
私の経験値の少ない心臓は早鐘を打ってしまう。






しっかりしろー、わたしー!!!!!