君を想うと~triangle love~

ニコッと笑ってしゅーちゃんは私の手をギュッと握る。






り、理央に連絡…。




なんて言えばいいの?

しゅーちゃんと泊まる…??

ちょっと用事が…??






どっちにしたって、死ぬほどからかわれて追及されるのは目に見えてる。





散々、頭の中でシュミレーションした挙げ句。






「じゃ、じゃあメールする…。」





選んだ伝達手段はメール。
これなら理央から変なメールがきても無視できる。





カバンの中からケータイを取り出そうとすると……






ない!!!!!!!!!!!!

ケータイがない!!!!!!!!