君を想うと~triangle love~

バカ。
理不尽なのはしゅーちゃんだよ。

ドキドキさせて私をどんどんハマらせる。

好きすぎておかしくなりそうだ。




キスの後。
名残惜しそうに唇を放すしゅーちゃんと目が合う。




「伊織。今日このまま伊織を返したくないんだけど。」


「えっ!?」


「お泊まり…しよ??」







え、えぇ~~~っ????!!!

と、突然ですか!!!???




今日は無駄毛の処理も甘いし、下着もお気に入りのじゃないよ~(涙)

ど、どうしよう~!!!!!









「だめ??」






勝手に動揺してるのは私だけ。
しゅーちゃんは熱っぽい目で私をみてる。






ど、どうしよう~逃げられない(涙)








観念した私はコクンと小さく頷く。





しゅーちゃんはパァァっと顔をほころばせて喜んでる。
(お風呂の時に全力でムダ毛処理しよう!!!!!)




そんな情けない決意を心の中でしてると。






「じゃー、一ノ瀬に連絡しとけば??」

「へっ!?」


な、なんで理央!?




「だってこの間、無断外泊して怒られたんだろ?
一応、連絡しとけば??」