しゅーちゃんとCobraに行った翌日の夜。




『伊織がやりたいって言ってたシュノーケル、現地で借りられるみたい。
もし自分のがよければ明日、仕事終わった後に買いに行こ??

秀人』






「ふへ~。」






しゅーちゃんのメールに思わず顔がゆるむ。


ヤバい~。
幸せすぎて死にそうだ。





「ちょっと。顔、気持ち悪いんですけど。」




お風呂から上がった理央が髪をタオルドライしながら、ウザそ~~に私を見つめる。





「いいの!!
あたしは幸せだから何言われてもへいき~~~♪」



ふにゃふにゃしながらソファーに横になると。



「アンタ、マジでウザイわ。」



呆れたように理央が笑った。