「ギャッ!!」

「な、なんだよ、祐吾!!」





突然の祐吾さんの登場に驚きを隠せない私たち。






「いや~。ツンデレっていうの??
パッと見はデキル女オーラ満載の迫力美人なのに実はピュアってたまんねぇな~と。」





は…はい??






「ゆ、祐吾!?」


「あ~。大丈夫。ツレの女には手を出さねぇのが俺のポリシーだから。」






な、なんのポリシーですか?!







「ま、伊織ちゃんを見てたら秀人の行動も理解できる…っつーか…、わかるよ。」






そうどこか寂しそうに呟くと。






「伊織ちゃん。秀人のコトよろしくな?」







私としゅーちゃんの前にカクテルを置くと。
意味深な言葉を残して祐吾さんはカウンターへと消えて行った。