君を想うと~triangle love~

なんとなく気まずくてうつむいてると。
しゅーちゃんは私の頭をポンポンと優しく叩いた。




「伊織のそういうトコ、真面目で好きだけどもうちょい好意に甘えてもいいんじゃねーの??」


「だって…!!」


「いーよ、金のことは。俺が行きたいから勝手に買ったんだ。」







そういって。
小さな子をなだめるようにしゅーちゃんは優しく話す。







「俺は伊織と旅行いきたい。
一緒に行こうよ、伊織。」







いつも意地っ張りで甘えるのが下手くそな私。
だからご飯をご馳走してもらっても、本当にいいのかなっていつも遠慮しちゃう。





きっと…しゅーちゃんは見抜いてる。
相談してもきっと私は遠慮するから。





だから…一人でチケットを買ったんだ。





一緒に行きたい…って思ってくれたから。