ある日、後ろの席の塩田の消ゴムが、オレの方へ転がってきた。 よっしゃ! チャンスや! オレはそれを拾って、奴の方に振り返った。 もちろん、オレは満面の笑みや。 なのに塩田は青ざめた顔で、 「すッ、すいません! すいませんッ!!」 ペコペコ頭を下げ、Bダッシュで廊下へと走り去った。 そして、なぜかクラス中、 シ~~ン 固まっとる。 なんやねんッ! オレが何したっちゅうねんッ!!