空の彼方へ〜絆〜

ブロークがエレナの名を呼ぶとエレナはブロークの家を出て走り出した。


「エレナ?!」

ブロークと女がエレナの後を追う。


エレナは走り続けた。
涙で目の前が見えなかった。


人気のない場所についた途端、エレナは泣いた。


ブローク…付き合ってる人いたんだ…


エレナは泣き続けた。




エレナはふと気付いた。


ここはどこなんだろう…?

泣きながら、まわりを気にせず走ったため、どこを走ったかも今いる所がどこなのかも分からなかった。