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「…婚約パーティー、ですか?」


「まぁそういうことだ。」

綾瀬グループ会長室。


俺は目の前の会長、もとい父さんと話していた。


「お前もで二十歳だろう。パーティーで婚約者をえらべ。」


「…拒否権はありますか」

「…意中の女性でもいるのか?」


「、いえ」


「ならいいだろう運命の相手とやらがいるかもしれんしな」


…顔に似合わずそんなことを