俺様ご主人様



「はー、疲れたぁ」


風呂から上がってきた
華南が呟いた


まだ濡れている長い髪

火照っている白い頬

……


「……翔?どうしたの?」

「あ、ごめん」


無意識に見ていたんだ


すぐに目を逸らす


…どうした俺…


もう華南の湯上がりには慣れただろ…


華南がメイドになって
3ヵ月


ずっと…一緒に寝てた


好きでもない人と
一緒に寝るのは向こうが嫌がると思っていたが
嫌々華南は毎日寝てくれてる


俺も…よく我慢できるよな…;