大好き先生

放課後―――…私は、ルンルン気分で職員室に向かった。

「にの…みや先生いらっしゃいますか?」

「ぷっ…お〜明日希!ちょっと着いて来て」

「はーい、つかぷっ…って何ですか!!」

「だって明日希に敬語なんて似合わねぇ〜」

「にののバカ!」

「それが1番おまえらしいよ」

そういってにのは私の頭をポンポンってした。

ドキッ…

やばっ私マゴルゴ以外の人にドキッってしちゃったよ…

「着いたぞ」

連れて来られたのは、理科準備室。

「ちょっとプリントとじ手伝って」

「え〜なんで私が?」

「おまえ昨日の小テストの結果わかってる?」

「うぅ…手伝います」

「よしっ!!」

私は、にのが用意したプリントをホッチキスでとじていった。