外はもう、葉は枯れ 命が朽ちていった。 そろそろ初雪が舞う頃だ。 暖かい部屋。 君は無邪気な笑顔で俺に話しかける。 「奏音(カナト)の歌声って、本当にあたしのお薬なんだぁ」 「…奏鈴(カリン)が元気になるなら何回でも歌うよ」