ヴァルクSIDE



名前も聞いてないのに走って城からでていったあの女。



正直に言うのは照れくさいし自分らしくないが一目ぼれ・・・



走ってあの女を追いかけるも・・・追いつけなかった・・・




しかも名前聞いてないから探しようもない。




と、思ってたらガラスのくつが片方落ちていた。



これはあの女のに間違いない。



え?なんでわかるかって??




それはさかのぼる事三十分前。



俺達はダンスをしながらおたがいに毒を吐きあい。



挙句の果てには―――



おたがい攻撃しあい・・・ああ、もう散々あのガラスのヒールでふまれたよ??




むっちゃくちゃ痛いんだからな??




と、言うわけであいつのだってわかるんだ。



まぁ、これで手がかりはつかめたからいいけどさ?