険悪執事





「美麗サン………忘れさせてあげる」




優しくキスをして、ゆっくりとベッドに押し倒す


















幸せな日々が続いた




「恵人♪これつけて!!」



キラキラと指輪が光る




「ペアリングですか?」




「うん!」




「恥ずかしい…………」




「………んもぅ!彼氏でしょ!!!」



“彼氏”




「しょうがねぇな……ほら!美麗、指輪貸して」




「えっ?」




左の薬指にはめていく




「似合ってる」




「えへ♪私もやる!貸して!!」




美麗も同じように薬指にはめていく




俺達は上手くいってた……そう思ってたんだ