そのまま……暫らくの間ふたりはじっと見つめ合っていた。 その時、 「レイの目……」 じっとレイを見つめていたクリスが何か気付いたようにポツリと呟くと、そっとレイの前髪に触れた。 ――ドクン…… レイの心臓は大きな音をたてて脈うった。 「…レイの目、まるで星空みたいだ…」