【短編】ねぇ。君はまだ覚えているかな




『…はっ!?』



祐ちゃんの口から

発せられた

その言葉に

驚きをかくせなかった。






『毎月

必ず1通

送ってきてくれて。

千佐のこと

ちゃんと知らせて

くれたから。



…だから

安心していられたんだよ。
千佐ママに

俺の千佐への気持ちは

伝えてあったしね。』









…だからあのとき。



゙大丈夫゙

そうお母さんは言ったんだ。