―――――
―――
あれから、私は真里さんのいる旅館から恭平さんのマンションに帰ってきた。
ほんの数日離れていただけなのに、ふるさとに帰ってきた気分がした。
「ただいま!――わっ!」
玄関に入った瞬間、恭平さんに後ろから抱きしめられた。
「今まで我慢してたけど…、これからはこういうのもアリだよな?」
そう言いながら、私のうなじに唇をあわせる。
私は、真っ赤になってうろたえた。
恭平さんってこんなキャラクターだったの…?
.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…