今日も明日も、君を




「初めて会ったときから、ずっと好きだ」

完全に思考回路が停止した私に、恭平さんは再び告白する。

「俺が幸せにするから、ずっと俺のそばにいて…」

抱きしめる腕に力が増す。
私の方に顔を埋め、私の言葉を待っている。


どうしよう。
心臓がうるさくて、頭がくらくらする。

早く、なんか言いたいのに………

「栞奈……?、――!」



.