今日も明日も、君を




―――部屋には私と恭平さんの二人が残った。

私は雰囲気の悪さに再び俯いていた。

どうしたらいいんだろう……


ふと気づくと私の目の前に恭平さんが立っていた。

「栞奈。…触れてもいいか?」

ふ、触れる?
ドキッとして顔を上げた次の瞬間、私は恭平さんに抱きしめられていた。


「好きだ」



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