今日も明日も、君を




―――空気が凍った。

「いつ俺らがそんな関係になったんだ?国枝」

恭平さんは杏奈を見ながら話し続ける。

「…――っ、だって!そんなガキと同棲するのなんて不自然じゃない!なんの得にもならないわよ!」

「お前に栞奈を悪く言う権利なんてねぇんだよ!」

そう言うと立ち上がり、杏奈に詰め寄りながらさらに続けた。

「俺が惚れてるのは栞奈だ。諦めてさっさと帰れ」



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