今日も明日も、君を




「は〜い…あ、佐藤さん」

そこには、恭平さんの秘書の佐藤さんが立っていた。

なんだか慌てたような表情をしている。

「栞奈さん!…ちょっと、今から外出できますか?」

「今から?…ちょっと待っててください」

私は急いで着替えをして玄関を出た。



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