もう1人の彼氏

「もしもし…絵里香?」



「ん?タカマサどうしたの?」


「あのさ………」


「なに??」


「………………………」


「どうしたの?(笑)」


「かの…じょ……から…電話いくかも………」


「えっ?なんで?いつ?」


「またばれて…それで激怒してて………」


「分かった。どうしてほしい?してほしいようにするよ。」


「いいの?」


「うん。なんて言えばいい?」


「ごめんな………ただ…ひたすら黙って聞いてて…で、もうしないって言って………」


「分かった。」


「あと……」


「ん?」


「俺が、もう遊びはやめるって言うかもしんない…」


「…それは、本気で?」


「いや、か…のじょに言えって言われたから言うだけ………でもやだよな……ごめん……」


「いいよ、仕方ないし、本音じゃないなら、我慢する。私、泣いちゃうかもしれないけど。」


「俺、もっとひどいこと言わされるかもしれない…」


「ひどいことって?」


「分かんない…」


「まぁ、いいよ、タカマサの本音じゃないのなら。ただ、約束して?夜、必ず電話して。」


「分かった。あ、でも、絵里香の番号、消されるかも…」


「じゃあ、私からかける。」


「着拒されるかも…」


「解除すればいいじゃん。」


「ロックかけられたら?」


「じゃあ、私の番号を今すぐ覚えて!暗記して!それとも、もうタカマサも終わりにしたいの?」


「分かった!今すぐ覚える!ほんとに…ごめんな………」