もう1人の彼氏

結局、私たちはそれからも会う回数は減らなかった。


私はいつかタカマサと離れる。


それを思うと、なんだか寂しくて、少しでもタカマサの思い出に残ることをしたいと考えた。



真っ赤なペディキュアをつけた。

私は普段は薄いペディキュアだし、赤なんて似合わない。


だからこそ、余計につけたくなった。



タカマサは靴を脱いだ私の足を見てビックリした。


「赤っ!!!」



「いつか、赤いペディキュアをしている人を見たら、私のこと思い出してね。」


なに、言っちゃってるんだろ、私。


ほら、タカマサ黙ってるし。