…うーむ…。
「尻痛い」
「我慢しろよ。馴れればそんなことねぇぞ?だから降りるな」
「休憩位させろよ。この冷徹野郎」
「あ゙ぁん?」
「やんのかコラ」
「…2人とも、仲がいいのは分かったからさぁ、移動中にそういう事やめてくれへん?」
「「仲良くねぇよ」」
因みに―――
森を通り過ぎた後、段々と暑くなってきてしまいまして、汗ダラッダラ。
すいませーん、長袖暑いですー。(通気性は良いけど暑い)
暑いからイライラするし、体力だって徐々に奪われていってる。
皆の馬だって体力が無くなってきている筈だ。
だって最初よりかスピード落ちてきたし…休んだ方が絶対良いって、コレ。
「誰だー。こんな暑い中探しに行くといった間抜けはー」
「皆やー」
「緑色の髪の毛は誰やー」
「はーい…って俺かい」
「メレナー何とかしろ。海やろー?」
「こんな事で使いたくねー」
「この炎天下の中で捜すとかマジないわ。目というか体力補給に何かあったか?」
「…あるというか居る、だな」
ジロリ。と音が絶対に似合う。
…矢印がブスブス突き刺さってきている状態です。
無視だ無視。
こういう時はスルーだ。
聞こえないふりしよう。
ここで体力減らしたらまじやばい。
この先の為にも体力温存したいんじゃあぁぁあ!
ツッコミ入れすぎました口にチャク出来ない時なのである。
そもそも口にチャクなんて無い。
…だぁっ!もー疲れたー!
