kiss☆me






そんなこんな、考えているうちに掃除が終わっていた。




窓から身を乗り出していると、春風と春海が昇降口から手を振っていた。





すぐさま振り返して、足下に置いておいた革のスクバをすくいあげるようにして持った。





階段を駆け降りて、昇降口に急いだ。