kiss☆me





にこっと笑って
手をふる春海はとても
可愛いかった。




春海が見えなくなると
空いていた席にストンと腰を下ろした。






――…





「………駅〜」


はっとして目を開けた。
私はいつのまにか寝てしまっていたようだ。



キョロキョロして
電車から降りる。




「よかった…。間に合った。」




私はホッと胸を撫で下ろした。