君に愛の唄を

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季節はすっかり春いろ。
桜が満開で綺麗な季節になった。


蓮が渡米してから5ヶ月が経っていた。



「ココロさん。スタンバイお願いします」


「はい」



私はスタッフさんに返事をし、楽屋を出てステージに向かった。


今日は待ちに待った《ココロ初ライブ》の日なのだ。


みんなに初めて私の顔を見せる。


緊張している反面、
すごく楽しみだった。


ドキドキ、ワクワク。

ウキウキ、ランラン。


舞台袖から観客を見ると人でいっぱいで…


──ドキドキ…


胸の鼓動は速さを増して私を追い込む。


私は深く深呼吸をして気合いを入れ、ステージへと飛び出して行った。