「ありがとう…」
蓮は再び私を抱き締めてくれた。
この温もりが恋しくなる時があると思う。
だけど、今なら簡単に乗り越えることができる気がする。
「キス……して?」
「了解」
ニコッと笑うと私に甘いキスを落とす。
大好きが溢れて来る。
こんなにも人を好きになれるなんて…
この先、
蓮しかきっと愛せない。
ギシッ…とベッドが軋む音。
ゆっくりと優しくベッドに寝かされた。
蓮の顔がすぐそこにある。
「いい?」
私は「うん」とうなずいた。
そして、蓮のキスの合図で甘い世界へと足を踏み入れる。
心のこもった愛の言葉も
安心をくれる手も温もりも
優しく見つめる瞳も
全て蓮だから意味があって。
蓮だから感じられるんだ。
蓮だから…───



