君に愛の唄を


横で運転している花田さんはニコニコと笑っていた。


この人……変わってるかも。


と思うのは間違いではないと思う。


そう思った私は、蓮と花田さんの会話を聞いてみたいと思った。


きっと、面白い。


そんなこんなでライブ会場についた。



「着きましたよ。早く行きましょう」


「はい」



私は車から降りると花田さんの後ろを走りながら追った。


しばらく走り、会場の中に入るとザワザワとうるさかった。



「まだ、始まらないの?」
「早くしてよー」
「蓮くーん、早く出てきてー」



そんな言葉達が私の耳に入ってくる。


こんなに沢山の人達に迷惑かけたんだ…


私は申し訳なく思いながら花田さんの後ろを歩いた。