君に愛の唄を



そして、赤信号が青信号に変わったと同時に私は走り出した。


しかし、心の決意と裏腹に私の体は凄い勢いで倒れてしまった。



「痛ぁ……」



その後、私は立ち上がりなんとか信号を渡った。

そして、信号を渡り終えた私はそこにあった段差に座り込んだ。


擦りむいた足が痛い。

サンダルでまめができてるし…


もう……やだ。


膝の上にある、拳の上に涙がポタポタ落ちて行く……


惨めだ。

凄く惨めに思えてくる。


新しいサンダルも、もうボロボロ。

メイクも汗できっとぐしゃぐしゃ。


挙げ句の果てに、大切なライブのチケット忘れるし……


……最悪だ。