爆弾カノジョ



「本番はこれの10倍よ。


なんせ家を吹き飛ばさなきゃいけないのだからね。」



彼女は優しい笑みでしゃがみこみ、


俺の頭を撫でた。



後ろからヘリの音が聞こえる。



「良い返事、待っているわ」



彼女はヘリから下りたはしごにつかまって去っていく。



さっきのSPはどこに行ったのやら…。



呆気に取られた俺はしばしその場に座っていた。



―それが爆弾オンナとの最悪な出逢いだった。