「エネミー姫?
エネミー姫は6歳のころ
人間と入れ替わったんだぞ
今はエイミー姫だろ?
エネミー様は居ないぞ」

笑いながら幻影騎士団の女はいう

「あなた…王様から何も聞いてないみたいだね…
エネミーが戻ってきた事を
そして今
死の騎士がエイミーを
殺そうとしてる事も…」

「…それは本当かラビ」

「僕は嘘つかないよ」

「さっきは悪かったな
宮殿に行くがいいさ
エネミー様は幻覚にやられたんだろう?
早くしないと頭が幻覚に犯されて
目を覚まさないぞ」

「わっかた」

ラビは階段を上がりはじめた
そして宮殿につき
エネミーを寝かせた