私と妻のエルザが会ったのは人間界。
王になるために人間界に修業に着ていたとき、たまたま出会った。


「あなた、魔法使い?」


初対面で初会話でそう言われてドキリとした

「君は魔女かい?」
「…そう、ね」


少し淋しげに彼女は言った。


「でも魔人に毛嫌いされてるのよ」


苦笑いをして彼女は言った。

「だから人間の世界にいるの」

理由はよくわからなかったが聞かない方がいいと思って聞かなかった。


「あなたは名前は?
あたしはエルザ、一応光りの魔女」

「僕はアイク…魔界の王様の跡取り」


そう言うと目を丸くして彼女は言った

「王様になるのにあたしの正体がわからないのね」


と、また苦笑いをした。