怜人のそばには常に女の人がいた。


それも毎回違う女性。


付き合ってはいないだろうけど当時、怜人の彼女だと思い込んでいた人は一体何人いただろうか。



綺麗で可愛い女の人たちに囲まれていた怜人に無謀にも告白したのは秋が深まってきた頃。


そして何が起こったのか返事はOK。


生まれて初めての恋人。


最初はきっと怜人にとって私は暇潰しの存在程度だったと思う。


でも月日を重ねるにつれてにつれて怜人は私に笑顔をくれるようになった。


いっぱい私を愛してくれた。



怜人、もう貴方からの愛は貰えないのかな?