「俺は全くお前のこと覚えてない。記憶を忘れるってことは、お前のこと嫌いか、どうでもいいか。そのどちらかだろ?」


交通事故で頭を打ったわけでもないのに私のことを忘れた怜人。


医者は「明日思い出すかもしれない、10年後に思い出すかもしれない、一生思い出さないかもしれない」と宣告した。


皮肉にもその医者は怜人のお父さんだった。