花とアイドル☆《完》

「よし、約束な♪」



さわやかにそう言って笑う拓斗。


花乃も、すっきりとした思いで
頷いた。



「――さてと。

んじゃぁ、そろそろ寝よっかぁ」



拓斗の言葉に、花乃はハッと思い出す。



――そうだ、時間……!!


時計がないので分からないけれど
、そうとう話し込んでしまったに
違いない。



「ごごごごめんなさいっ!!

お仕事で疲れて帰ってきてるのに……」